神戸　鹿島を3発粉砕でV前進　佐々木が初の1試合2得点

明治安田生命J1リーグ第30節   神戸3―1鹿島 （ 2023年10月21日    国立競技場 ）

＜神戸・鹿島＞前半、ゴールを決め喜ぶ神戸・佐々木（中）（撮影・西海健太郎）
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　首位・神戸が、また悲願リーグ初制覇へ前進した。鹿島に2発快勝。2位・横浜も勝利したため28日・湘南戦（レモンS）での優勝は持ち越しとなり、11月12日・浦和戦（埼玉ス）が最速となる。

　前半16分にMF井出遥也（29）の左サイドでの仕掛けからMF佐々木大樹（24）が先制ヘッド。同42分には脚の負傷を押して強行スタメンしたFW武藤嘉紀（31）のクロスを、エリア内に走り込んだ井出がJ1初得点となるヘッドで追加点を挙げた。そして後半38分には佐々木のキャリア初1試合2得点でダメを押した。

　日本代表合宿中に左手を負傷しながら出場にこぎ着けたGK前川黛也（29）を中心に最少1失点。攻守で安定感のある戦いを見せ、苦手としていた中断明けの1戦を制した。