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GK鈴木彩艶“ガチ代表”初先発で結果出す! マンUが10億円で獲得狙った逸材

[ 2023年10月16日 05:05 ]

練習する(左から)小島、大迫、鈴木(撮影・後藤 大輝) 
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 日本代表は17日にノエビアスタジアム神戸でチュニジア代表と対戦する。4―1で圧勝した13日のカナダ戦から先発の大幅変更が予想される中、GKはパリ五輪世代の鈴木彩艶(ざいおん、21=シントトロイデン)の抜てきが濃厚。世界屈指の名門マンチェスターUも認めた能力を発揮し、身長1メートル90超えの日本人GKでは初のW杯出場を目指す。チームはこの日、試合会場で1時間半ほど調整した。

 待望の瞬間が近づいてきた。国内組で臨んだ昨年7月のE―1選手権でA代表デビューした鈴木だが、海外組を含む“リアルA代表”での出場となれば今回が初。12日の練習後には「親善マッチですけど、結果を求めてやっていくことが大事」と話しており心の準備は万全だ。

 今夏にはマンチェスターUも第3GKとして約10億円の移籍金を用意するなど、世界も注目する逸材。A代表スタッフもかねて「継続的に試合に出たらすぐに呼びたい」と話していたという。8月に浦和からベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍。定位置を奪取し、今回の招集につなげた。

 ベルギーでは直近6試合でフル出場。90分あたりのセーブ数はリーグ首位の4・8を誇る。正確なロングフィード、ロングスローも大きな武器。A代表経由パリ五輪へ。来年のアジア杯(1月12日~2月10日)も招集される可能性も浮上した世界基準のGKが、まずはチュニジア戦で実力を見せつける。 

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