神戸GK坪井湧也が戦列復帰「僕は準備するだけ」　負傷の正GK前川代役で21日・鹿島戦出場も

C大阪との練習試合で実戦復帰を果たした神戸GK坪井
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　神戸GK坪井湧也（24）が14日、戦列復帰を果たした。9月中旬の練習中に左膝を痛めて以降はリハビリに励んできたが、C大阪との練習試合で45分間プレー。好セーブを見せるなど「1つ1つの動作を丁寧に確認しながらプレーした」と安堵の表情を浮かべた。

　レギュラーのGK前川黛也が日本代表合宿中に左手を負傷し、離脱。吉田監督は「コメントできない。できることをやっていく。いる選手でやっていくしかない」と話すなど、21日のリーグ鹿島戦出場は不透明だ。

　残り5試合で、2位・横浜に勝ち点4差を付けて首位。悲願のリーグ初制覇が見えてきた中での正守護神負傷は影響が大きいが、同時に昨季終盤にJ1デビューを果たした大卒2年目の守護神が復帰したのも大きい。

　坪井は「どんな状況になっても僕は準備するだけ。周りの選手からは“いつでも準備しとけよ”とは言われている。まだどうなるか分かりませんが、意識して取り組みます」と気合十分。今季も酒井高徳や菊池流帆、斉藤未月ら主力の負傷欠場が相次いだが、それを乗り越えてきた。今度の試練も、チーム一丸で突破する覚悟はできている。