目標は“戦術・綺世”　日本代表FW上田が明かした将来像「相手の脅威になることがFWの価値」

＜日本代表練習＞練習する上田（撮影・小海途　良幹）
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　日本代表のFW上田綺世（25＝フェイエノールト）が将来、“戦術”になるほど怖い選手を目指すことを誓った。4―1で快勝したカナダ戦から一夜明けた14日の練習後に取材対応。欧州で磨きを懸けているポストプレーについて聞かれると「選手1人が1つの戦術になる場合もある」と指摘した上で「FWの価値はそのぐらいあると思う。チームに戦術に沿ってプレーすることも大事だけど、1人の選手として、相手の脅威になるっていうことが、やっぱりFWとして1番価値あることだと思うんで、やっぱりそこまで行けるのがベストとなるかな思います」と将来像を語った。

　17日のチュニジア戦（ノエスタ）では1トップで先発が濃厚。「時間がどのくらいもらえるかわかんないですけど、出た時間の中で最大限、自分らしさを出せれば」と話した。チームは現在、5戦連続で4得点。自陣に引いて守備を固める戦術から、仮想アジアと目されるチュニジア戦では、上田をはじめ攻撃陣のさらなる爆発が期待される。