久保建英　長距離移動「キツい」もスタジアム満席予想で「代表のためにみんな帰ってきている」

＜サッカー日本代表練習＞ヒールでボールをける久保（右）（撮影・西海健太郎）
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　レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英（22）が千葉市内で行われた11日の練習後に取材対応。ハード日程に加え、今回は長距離移動もあり「キツいですよ」と正直な気持ちを吐露したが、国際親善試合2試合（13日カナダ戦、17日のチュニジア戦）へ「新潟もチケット完売だと聞いている。菅原選手は僕よりも試合で出ると思いますし、その中で代表のためにみんな帰ってきていると思うので、そういったところをファンのみなさまも頭の片隅に入れていただいておければ、より楽しんで代表戦も見てもらえるかなと思います」と意気込みを語った。

　昨季はRソシエダードで大ブレーク。リーグ戦9得点4アシストと結果を残し、チームを欧州CL出場へと導いた。自身初出場となった欧州CLは「強度は高いですし、気持ちの入りも違う。美味しいご飯を食べた時と一緒で、やっぱ1回味わっちゃったら、もうね、離れられないというか。来季もCL取れるように頑張りたいなって思いますよね」と目を輝かせる。

　この日は来年1月12日に開幕するアジア杯カタール大会にも言及。「シーズン中に抜けるっていうのは、チームにとって痛いですし、そういった意味で、チームを抜けてまで代表のためにという意味で、優勝しないと、チームメートにやっぱり“何しに行ったんだよ？”って言われると思いますし、選ばれたらそういった覚悟を持って参加したいなとは思います」と、最多を更新する5度目のアジアの頂点を目指すことを誓った。