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U―22日本代表 兵役免除を懸けたフルメンバーの韓国代表に惜敗 3大会ぶり優勝ならず涙

[ 2023年10月7日 23:29 ]

<杭州アジア大会男子サッカー決勝 U22日本―U24韓国>前半、先制ゴールを決めたFW内野(左)(AP)
Photo By AP

 U―22日本代表は7日、アジア大会決勝で韓国代表に1―2で敗れ、3大会ぶりの優勝を逃した。

 2大会連続決勝での激突となった韓国戦。前半2分にFW内野航太郎(筑波大)が先制点を決めたが、前半のうちに追いつかれると、後半11分に決勝点を奪われて逆転負けを喫した。

 勝てば兵役免除となる韓国は、MF李剛仁(イ・ガンイン、22)ら海外組を含む大会規定の24歳以下で編成し、てオーバーエージも上限3枠のフルメンバー。一方の日本はパリ五輪1次予選を兼ねたU―23アジア杯予選の“1軍”とは別編成の22歳以下で、22人中10人が大学生の“2軍”で臨んだが、アジア大会での対韓国戦はこれで1勝8敗となった。優勝を逃し、ゲーム主将を務めたDF馬場晴也の目には涙がこぼれた。

 追加招集ながら、チーム最多4得点を挙げたFW内野は「チームとして立ち上がりのところをしっかり入れたのは良かったけど、もう1点取ることができず、チームを勝たせることができなくて本当に悔しいです」と唇を噛みしめた。今チーム唯一の10代選手で、1メートル86と今後の成長に期待がかかるFWは「もっと点を取らないといけない立場。こういう大舞台でチームを勝たせられる選手になっていかないといけないと思いました」と今後の成長を誓った。

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