森保監督　引退表明の小野に「本当に日本人で1番天才だなって思った」

サッカー日本代表・森保監督
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　日本代表の森保一監督（55）が29日に浦和―横浜FC戦を視察。

試合後に、27日に今季限りの現役引退を表明した元日本代表MF小野伸二（44）について言及した。

　指揮官は「選手時代に、本当に日本人で1番天才だなって思ったのが、小野伸二でしたし、どこからこのピッチを見てるんだろうなって、同じピッチに立っていても、見えてる世界が違うなと思いながら、試合をしていたのが、すごく印象に残っています」と創造力あふれるプレーで誰を魅了した希代のファンタジスタを称え、「サッカーの楽しさとサッカーの魅力を伝えてくれる選手だったので、引退するのはすごく寂しいなと思います」と率直な思いを口にした。

　今月の欧州遠征後には、小野も活躍したオランダ1部フェイエノールトも視察。小野はフェイエノールトでUEFA杯（欧州リーグの前身）も制覇しており、「本当にリスペクトされてるなというのは、スタジアムの写真を見たり、声をかけられて思いました。本当に世界的なレジェンドだと思います」と、日本サッカー界に残した功績も称えた。

　また、引退後のセカンドキャリアについては「日本代表でも世界を経験していて、あれだけの技術がある。現場の世界で、また活躍してくれたら嬉しいなと思います。彼以上の選手を彼が育てほしい。そういう仕事に就いていただけると嬉しいなと思います」と、指導者としての活躍を期待した。