湘南、24年ぶりの国立開催、観客はクラブ記録更新も黒星

明治安田生命J1リーグ第28節   川崎F2－0湘南 （ 2023年9月24日    国立競技場 ）

＜湘南・川崎F＞前半、ボールを追う湘南DF舘（中央）と川崎FのDF登里（右）
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　湘南が24年ぶりに国立競技場でホームゲームを開催し、クラブ記録を更新する5万4243人の観客を集めたが、川崎Fの堅守に阻まれて0―2で敗れた。

　前半11分に先制されると39分にもPKで2点目を失った。後半は反撃したが、3バックで守る川崎Fから得点することができずに敗れた。

　山口智監督（45）は「前半は立ち上がりを含めてよくなかったが、2点取られてようやくスイッチが入った。3バックは想定していなかったが、やりにくさはない」と振り返る。

　DF杉岡大暉（25）も「向こうが、僕たちが嫌なことを徹底してやってきた。後手後手でうまくいかなかった。後半の戦いを前半からやらないと。終わったことはしかたがない。上2チーム（柏と横浜FC）とも負けたので何としても上に行きたかった。あと6試合、しっかり積み上げていく」シュート1本に終わったFW大橋も「後半攻めたが、こじ開けられなかった。いい雰囲気でできたが、結果で示せなかったのは悔しい。あと6試合、1試合1試合いい準備をして前を向いていくしかない」と切り換えた。