×

久保の今季4点目からRソシエダードが打ち合いを制して今季2勝目

[ 2023年9月24日 23:39 ]

スペイン1部   レアル・ソシエダード4―3ヘタフェ ( 2023年9月24日    スペイン・サンセバスチャン )

レアル・ソシエダードの久保建英(AP)
Photo By AP

 Rソシエダードの日本代表MF久保建英(22)はホームのヘタフェで今季4点目となる先制点を決めた。開始2分の速攻で定位置の右サイドからゴール右前に抜け出し、左後方からのMFメンデスのパスを左足ダイレクトでゴール左隅に流し込んだ。

 20日の欧州CLインテル・ミラノ戦は交代後の失点で1―1の引き分けと不本意な結果に終わっていたが「すぐにリーグ戦があるので準備していきたい」とSNSで発信していた通り、リーグ戦2戦ぶりの一撃で試合の流れを呼び込んだ。

 ヘタフェにはスペイン2年目の20~21年シーズン後半戦に期限付き移籍で在籍した。当時は18試合1得点でシーズンを終了。保有元のレアル・マドリードから期限付き移籍を繰り返し、腰を据えられない環境で力を発揮できなかったが、この日は成長した姿を見せつけた。

 久保は先制後も左サイドに回り込んでのクロスやスルーパスなど変幻自在の動きで攻撃陣を引っ張った。しかし ここまで1勝3分け1敗の11位と波に乗れなかったチームは前半のうちに2失点。久保も後半は相手の厳しいマークに苦しんだ。それでもFWオヤルサバルが2点を決めるなど後半16分から3得点して再逆転。久保の電光石火弾で幕を開けた試合を苦しんだ末に制し、Rソシエダードが今季2勝目を挙げた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年9月24日のニュース