新潟・太田　復活へ確かな手応え　23日ホーム横浜FC戦で6試合ぶり出場をアピール

6試合ぶりの出場をアピールする太田
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　J1新潟のFW太田修介（27）は右膝のケガからの復活を目指す。8月5日の名古屋戦で負傷して以来、リハビリだけでなく、頭の中も整理。23日のホーム横浜FC戦で6試合ぶりの出場を目指し、存在をアピールしている。ビッグスワンで太田らしい大胆な攻撃力を再び披露することができるか。

　試合復帰に向けて確かな手応えをつかんでいる。「自分が意識しているものや、チームとしてやろうとしていることができている。自分はアピールしないといけない立場なので、自分ができるものを表現していかないと」と練習ではダイナミックな動きで攻撃にアクセントを加えている。

　8月5日の名古屋戦で右膝を負傷し、全治4週間と診断された。9月に入って練習に合流し「自分の中ではG大阪戦での復帰を目標にしていた」という。だが、前節のG大阪戦ではメンバー入りできなかった。「自分のパフォーマンスが足りなかったんだと自分にベクトルを向けて、次は出てやるという気持ちがより強くなった」と横浜FC戦に気持ちを切り替えている。

　離脱中はリハビリだけでなく、考え方を整理した。「自分の存在意義を考える貴重な時間になった」。チームが積み上げてきたスタイルに自分の長所をどのように加えていけるか。その中で「大胆に攻めることや強気で向かっていく姿勢をもっと出さないと」と残り7試合で自分らしさを全開にして戦う決意を強めた。

　8月12日の湘南戦から、県内のサッカーチームに所属する小学生をホームゲームに招待する「SHU　SEAT11」を行っている。負傷後とあって小学生との交流も「みんな遠慮してしまっていた」と振り返る。「今度は自分が活躍して臨場感ある会話ができたらと思う」。そのためにも今節のホームで復活を期す。