JFL鈴鹿・三浦監督　8日に死去の父にささぐ勝利「力を貸してくれた」

鈴鹿・三浦監督
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　サッカー元日本代表で、JFL鈴鹿の三浦泰年監督（58）が劇的勝利を父にささげた。

　前日8日に父・納谷宣雄さんが81歳で亡くなった。訃報から一夜明けて迎えた首位ホンダFC戦は、後半アディショナルタイムに2得点して逆転勝ち。喪章を着けてプレーしたイレブンを称え「まだ葬儀の前なので親父も見ていてくれたなと思いますし、力を貸してくれたと思います」と柔和な笑みを見せた。

　宣雄さんはがんを患いながら延命治療を受けず、最後は静かに息を引き取ったという。「親父が敷いてくれたレールを自分やカズが走って今があると思います」と感謝した。

　11日に静岡市内で通夜、12日には葬儀を行い、三浦監督は喪主を務める。弟のポルトガル2部オリベイレンセFW三浦知良（56）も帰国し、参列する予定。