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森保監督 ドイツ戦は4―2―3―1スタートも可変システム示唆「柔軟に状況に応じて対応」

[ 2023年9月9日 00:01 ]

会見する森保監督(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 日本代表の森保一監督が8日、ドイツのウォルフスブルクで9日のドイツ代表との国際親善試合を前に記者会見を行った。

 昨年のW杯カタール大会では2―1で逆転勝ちを収めたドイツ戦に向けた布陣を問われた指揮官は「形としては4―2―3―1でスタートしたいと思います」と明言した。3月シリーズは4―2―3―1、6月シリーズは4―3―3と両布陣を併用してきたが「ドイツも可変で4―2―3―1、4―3―3、6月は3バックを試したり、色んな戦術で臨んでくると思う。我々も形としては4―2―3―1という形でスタートするにしても、可変しながら試合を進めていけるように、柔軟にその状況に応じて対応できるように、より準備を進めて試合に臨みたい」と可変システムを採用する可能性も示唆した。注目の1トップについては「FWの陣容は練習を見て決めたい」と話すにとどめた。

 また、昨季右膝手術を受け、W杯以降初めて日本代表に招集されたDF冨安健洋(アーセナル)についても言及。期待していることを問われると「彼の持っている身体的能力、技術的な能力、全てをチームに生かしてもらえるかなと思います。彼はケガで所属チームでも代表でもプレーできない時期はありましたが、世界のトップオブトップのプレミアでプレーしているという中で力を発揮できていることを考えると、自然と全てが日本サッカーにとってプラスになると思っている。これからの戦いの中で、彼のプレーをよりチームに生かしていくという意味では、試合の中でよりコンパクトな戦いをするために攻守の切り替わりでポジショニングの速さを生かしたい」と話した。

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