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U―22日本代表GK野澤大志ブランドン パリ五輪への思い「切符をつかむ…そのためには団結しないと」

[ 2023年9月2日 13:06 ]

FC東京のU―22日本代表GK野澤大志ブランドン
Photo By スポニチ

 パリ五輪1次予選を兼ねるU―23アジア杯予選(バーレーン)に臨むU―22日本代表に選出されたFC東京のGK野澤大志ブランドン(20)が2日、練習後に取材対応し、パリ五輪に向けた思いなどを語った。

 FC東京の下部組織で育った野沢は、1メートル93の長身を誇る大型GK。20年のトップ昇格後はJ3岩手で武者修行し、復帰した今季はカップ戦が主戦場だったが、正守護神だったGKスウォビィクが負傷離脱すると、8月6日のC大阪戦で待望のJ1デビューを飾った。

 U―17世代から各年代で日本代表に選出され、19年U―17W杯メンバーにも選出。出場なしに終わり悔しさを味わったが、それをバネに成長を続けている。野沢も「(U―17W杯以降は)代表に選ばれる回数は減ったと思いますけど、選手としての差はそんなに開いていないと思っています」と自信をのぞかせる。

 ライバルは今夏に浦和からシントトロイデンに期限付き移籍した鈴木彩艶、ベンフィカのBチームに所属する小久保玲央ブライアン(22)とともに海外組だが、野沢は「確かに海外組だけど、僕としてはFC東京の選手なので、それがうれしい」ときっぱり。今後へ「本大会は来年だけど、その切符をつかまないといけないし、そのためには団結しないといけない。試合に出られないから腐るのは違う。向上心を捨ててはいけないけど、出られなくても役割があると思う。まだ五輪に出られると決まった訳ではないので、そういう部分でもチームに貢献できると思う。来年は来年でどうなっているか分からないけど、FC東京でやれる限りのことをやって代表にも選出されればいいなと思います」と意気込みを語った。

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