ラツィオ　開幕2連敗　MF鎌田大地は2戦連続先発出場も後半交代　

2戦連続のスタメン出場となった鎌田（AP）
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　セリエAの名門ラツィオに加入した日本代表MF鎌田大地（27）は27日、ジェノアとのホーム開幕戦で2試合連続となる先発出場を果たしたが、0―1の後半21分に交代。チームもそのままの昇格組にまさかの敗戦を喫し、開幕2連敗となった。

　マウリツィオ・サッリ監督（64）は試合後、鎌田を含めた新加入選手のコンディションについて聞かれると「ペッレグリーニは戦力外だったユベントスから獲得した。ロベッラはケガ明けで、練習は3回しかできていない。鎌田が最後に公式戦でプレーしたのは5月だ」と、まだベストでないと強調。さらに戦術面でのフィットに関しても「チームのオーガナイスに関しては、私はイタリアでも屈指。だが、新戦力が戦術を理解するにはそれだけ時間がかかる。これが私の特徴」と時間を要することを強調した。

　試合後はチームの中盤の要として君臨するMFルイス・アルベルトも鎌田について言及。背番号10のスペイン人は「鎌田が頭のいい、好きなタイプのプレーヤーだ。自分たちのプレースタイルを知るには、時間が必要。それは1カ月では足りない。あと数カ月ほど必要となるだろう」と話した。

　次節は9月3日に昨シーズンの覇者ナポリとアウェーで対戦する予定となっている。