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京都・チョウ貴裁監督 元教え子重傷に心痛「リスクあるタックルはするな。指導していくのが大切」

[ 2023年8月23日 16:54 ]

京都・チョウ貴裁監督
Photo By スポニチ

 京都のチョウ貴裁監督(54)が元教え子の早期回復と指導者としてのあり方を再確認した。

 19日の神戸―柏戦で全治約1年の大ケガを負った神戸MF斉藤未月は湘南監督時代に指導。「どのクラブにもこのようなことが起こらないのが一番良い。彼のような有望な選手に何でこんなことが起きるのか。絶対に戻ってほしい」。普段は使用しないSNSを通じて激励メッセージを投稿するなど、同じサッカー人として心を痛めた。

 日本協会審判委員会の説明義務を強調した上で、もう一つ矢印を向けたのが、大事故につながらないようにする姿勢だ。「監督として“選手生命を奪うかもしれないリスクのあるタックルはするな”と改めて言うべき。キチンとコントロールするように向き合うべき。指導していくのが大切だと思う」。激しさと危険なプレーを混同しないように、普段の練習から徹底させる重要性を説いた。

 決して対岸の火事ではない。「腑に落ちないことは多い」と口にしつつ、Jリーグのさらなる発展を願うからこその言葉だった。

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