19位低迷のJ2徳島が監督交代…新監督はJ2甲府を昨年天皇杯Vに導いた吉田達磨氏

吉田達磨氏　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Photo By スポニチ

　J2で19位と苦しむ徳島は22日、ベニャート・ラバイン監督との契約解除と、吉田達磨氏の新監督就任を発表した。吉田新監督はあす23日から指揮を執る。

　岸田一宏代表取締役社長はクラブHPで「J1昇格を目指して今シーズン戦ってまいりましたが、31試合を終えて6勝15分10敗の勝点33の19位。現在の成績を踏まえて、クラブとしてこの現状を変え、進んでいくために今回の決断をしました」と説明。昨季J2甲府を天皇杯優勝に導いた吉田達磨氏の就任ついては「志向するサッカースタイルが徳島のスタイルに近い」ために要請したという。

　ラバイン監督は「徳島で新たなステージへの挑戦を始めると決めた9カ月前には、私たちがこのような経験をするとは本当に想像していませんでした。私は自分が何者であるかを考えここに来ました。そして、自分が何者であるかを知ってここを去ります」などと惜別メッセージ。吉田新監督は「残り11試合、まずは全力で残留を勝ち取りに向かいます」と決意表明した。