横浜FC・四方田監督　チケットほぼ完売の“横浜ダービー”へ「いろんな思いしっかり背負って」

横浜FC・四方田監督
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　J1残留へ負けられない試合が続く横浜FCは、26日にホームのニッパツ三ツ沢球技場に首位に立つ王者の横浜F・マリノスを迎え撃つ。22日の段階で前売りチケットはほぼ完売。クラブ関係者によれば、07年3月の同カードで記録した1万3737人のクラブ最多を更新する可能性が高いという。

　22日の練習では、サポーターが“横浜ダービー”に向け横断幕を掲げるなど、早くもヒートアップ。練習後に取材に応じた四方田監督も「34分の1以上の、やっぱり意味のあるゲームだなっていうのは、自然と伝わってくる。いろんな人の思いの詰まった、それだけ大きいゲーム」と改めて試合の重要性を口にし、「いろんな思いをやっぱりしっかり背負って、出ている選手だけではなくて選手、スタッフ、チームの社員の人も含めて全員、そういう思いをしっかり背負って戦っていきたい」と意気込みを語った。

　チームは6日の神戸戦で会心のゲームをして、勝ち点3をゲット。だが、その後は2連敗と苦しい状況が続いている。今シーズンは残り10試合。指揮官は「もうずっと崖っぷちというか、ずっと区切りのつもりでやってきた。残り10試合で、横浜ダービー。そこは1つの区切りとして、J1残留という目標達成に向けて、弾みがつければとは思います」と3戦ぶりの白星へ全力を尽くすことを誓った。