鹿島　2試合ぶり勝利　樋口雄太がゴール　森保監督の御前試合で代表入りアピールに成功

明治安田生命J1リーグ第24節   鹿島2―1鳥栖 （ 2023年8月19日    カシマ ）

＜鹿島・鳥栖＞前半、ゴールを決め喜ぶ鹿島・樋口（左）（撮影・西海健太郎）
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　明治安田生命J1リーグは各地で6試合が行われ、鹿島はホームで鳥栖を2―1で下し、2試合ぶりの勝利を飾った。森保監督が視察する中、アシストランクトップのMF樋口雄太（26）がゴール。9月の代表入りへアピールした。横浜は後半アディショナルタイムにMF渡辺皓太（24）の決勝ゴールでFC東京を振り切り、柏と引き分けた神戸を抜いて首位に立った。

　アシストランク首位を走る鹿島のMF樋口がゴールで魅せた。鳥栖相手に3戦連続引き分けという“ドロー沼”を左足一発で脱出した。

　前半26分、敵陣でボールを奪うと、ペナルティーエリア中央でパスを受けた樋口が古巣のゴールに流し込んで先制点。森保監督の御前試合でアピールにも成功し「代表は目指している。もっと決めたらそういうところに近付くと思う」と手応えを口にした。

　得意のFKでアシストこそなかったが、視察に訪れた森保監督は「FKという部分も本人の武器だということは、これまでの視察などで個人データとして持っている」と評価していることを明かした。セットプレーでの得点力が課題に挙がる代表。遅咲きの26歳が“特効薬”になるかもしれない。