【女子W杯】スペイン指揮官　決勝進出に「鳥肌立った」　初のスウェーデン撃破に笑顔「歴史的な日」

女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント準決勝   スペイン2―1スウェーデン （ 2023年8月15日    オークランド ）

＜女子W杯準決勝　スペイン・スウェーデン＞初の決勝進出を決め、喜びを爆発させるビルダ監督（中央右）らスペイン代表イレブン（ロイター）

　サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は15日、準決勝が行われ、FIFAランク6位のスペインが同3位スウェーデンに2―1で勝利。過去一度も勝利したことがなかった難敵から“歴史的1勝”を飾り、初の決勝進出を決めた。20日の決勝ではオーストラリア（10位）―イングランド（4位）の勝者と対戦することになった。

　母国を初の決勝進出に導いたビルダ監督は試合後「またしても歴史的な日となった。魂と魔法でスウェーデンのような強豪国を撃破し、ついに決勝にまで駒を進めることが出来たことは計り知れない幸せだ」と笑顔。過去0勝4分け7敗だったスウェーデンからの“歴史的1勝”を喜んだ。

　後半12分にMFプテリャスに代えてFWパラリュエロを投入した采配については「後半、最初の10分間我々はひどい時間を過ごした。だが選手交代がうまくいった」とコメント。後半36分にそのFWパラリュエロが先制ゴールを決め、勝利を呼び寄せる展開となった。

　オーストラリアがイングランドとの対戦が控える決勝戦に向けては「まずはどちらが勝つのか見てみましょう。両チームのことはよく知ってますから。これから決勝戦が待ち受けいるかと思うと鳥肌が立ちますね」と話した。