なでしこ　スウェーデンと運命の準々決勝　東京五輪の借り、ここで返す

会見に臨む池田監督（右）と長野（AP）
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　女子W杯で日本代表「なでしこジャパン」は11日、ニュージーランドのオークランドでスウェーデンとの準々決勝に臨む。2大会ぶりの4強入りを狙う日本は10日、冒頭15分以外を非公開として最終調整した。

　池田監督は試合会場で行われた記者会見で「コンディションを整えられた。タフな試合になると思うが、しっかり戦っていきたい」と決意を口にした。

　東京五輪準々決勝では1―3で敗れており、雪辱を期す一戦でもある。過去の対戦成績は日本の5勝3分け6敗。高身長の選手が多く、複数人でサイドを崩してから鋭いクロスを上げてくる。指揮官は「縦へのスピードが速く、攻撃的。サイドからのクロスも武器として持っている。受け身になることなく、中盤をコンパクトにしながら、しっかりとプレッシャーをかけていきたい」と警戒。

　ボランチの長野は「先手を取ることを大事にしたい。攻撃ではフリーの選手を素早く見つけてゴールにつなげたい」とポイントを挙げた。