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浦和のU―22日本代表GK鈴木彩艶が試合後に移籍挨拶「世界のピッチで浦和人の誇りを胸に戦ってきます」

[ 2023年8月6日 21:24 ]

鈴木彩艶
Photo By スポニチ

 浦和のU―22日本代表GK鈴木彩艶(ざいおん、20)は6日、リーグ横浜戦後にピッチで移籍の挨拶を行った。同日にベルギー1部シントトロイデンに期限付き移籍することでクラブ間合意したと発表した。期間は来年6月30日までで、メディカルチェックを経て正式契約となる。

 鈴木は「このたびシントトロイデンに移籍することを決断しました。正直、このクラブを離れるときはこのピッチで守護神としてゴールを守り、タイトルを獲得してからと言う目標を持って戦ってきましたが、今日までにそれを達成できなかったことを非常に悔しく思います。しかし、この大きなクラブで約11年間、たくさんのスタッフ、選手、ファン・サポーターの皆さんに支えられ、サッカー選手としてはもちろん、人として大きく成長できたと思っています。今回、この移籍を決断するにあたり非常に悩みました。しかし、自分はピッチの上で自分をどう表現することができるかということがとても大事だと思った。最後は覚悟を持って決断しました。この移籍が良かったと思ってもらえるように世界のピッチで戦ってきたいと思います。そして、アカデミーの選手たちの目標となれるように、なり続けられるように戦ってきます。いつかこのピッチで浦和のエンブレムを背負ってゴールマウスを守り、今日までに達成できなかった目標を再び追いかけることができるように、世界のピッチで浦和人の誇りを胸に戦ってきます。約11年間本当にありがとうございました。いってきます」と堂々と話した。

 サポーターからは大きな「彩艶」コールが送られ、ゴール裏には「お前が守るのはゴールと若井レッズの未来だ。翔け彩艶」という横断幕が掲出された。

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