【女子W杯】なでしこ快進撃に世界も注目!米メディア警戒「今大会最も好調」　指揮官の手腕も高評価

女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント1回戦   日本3―1ノルウェー （ 2023年8月5日    ウェリントン・リージョナル ）

2大会ぶりW杯8強進出が決まり喜ぶ女子日本代表「なでしこジャパン」イレブン（ロイター）

　サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」はノルウェー（世界ランク12位）に3―1で勝利。2大会ぶりの8強進出を決めた。

　世界ランク11位の日本がわずか4カ国しかない“W杯優勝経験国”同士の激戦を制し、開幕から無傷の4連勝。準々決勝では同ランク1位米国―同ランク3位スウェーデンの勝者と激突することになった。

　日本の勝ち上がりに海外メディアも注目。米スポーツニュース「FOX　Sports」は「日本は今大会で最も好調なチームであり、W杯開幕以来4連勝となったこの勝利は、その可能性、ボールの動き、そして強い信念をさらに証明するものとなった」と報道。「米国とスウェーデンは注意が必要だ」と警告した。

　スポーツ専門局「ESPN」は「日本が風格と落ち着きに満ちたプレーで準々決勝に進出した」と報道。1度は同点に追いつかれても“自分たちの戦い方”を最後まで貫いたことを評価した。

　他にはスポーツ専門放送局ユーロスポーツ（電子版）が「池田太監督は毎回ほぼ完璧に準備をしている。彼は戦術を熟知しており、これまで上手に選手をローテーション起用してきた。選手たちは誰もが自分たちに何を期待されているかを理解しており、いつでも喜んでチームの歯車に組み込まれるような“戦い方”を作り上げている」と指揮官の手腕を評価するメディアもあった。