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【女子W杯】なでしこ“8強進出弾”の清水梨紗「2019年に悔しい思いをした…一つ壁は破れたな」

[ 2023年8月5日 19:22 ]

女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会決勝トーナメント1回戦   日本3―1ノルウェー ( 2023年8月5日    ウェリントン・リージョナル )

<日本・ノルウェー>後半5分、勝ち越しゴールを決めた清水(中央)とハイタッチする長野と南(AP)
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 なでしこジャパンが準優勝に輝いた2015年カナダ大会以来2大会ぶりとなる準々決勝進出を決めた。サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は5日、決勝トーナメント1回戦が行われ、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」はノルウェー(A組2位)と対戦。オウン・ゴール、清水梨紗(27)の今大会初ゴール、宮沢ひなた(23)の今大会5ゴール目で3―1で勝利をつかんだ。

 試合後のピッチ上でのインタビューで、大きな大きな勝ち越しゴールを決めた清水の目は少し潤んでいるようにも見えた。

 「2019年に悔しい思いをしたんで…まだまだですけど、一つ壁は破れたなという気持ちです」

 試合後は全員でハグをして喜びをかみ締めたという清水は「今日は本当に凄くいい勝利だったと思います」と胸を張った。自身のゴールを振り返り「うまくゴールに入ってくれて良かったです」と謙虚に語った27歳。「いつか自分のところに来ると信じていた」と狙って決めた一発がチームを2大会ぶりとなるベスト8進出に導いた。前回大会で悔しい思いをした決勝T初戦を会心の勝利で突破したなでしこジャパン。11年大会以来の女王奪還へ、次戦に大一番を迎える。

 11日の準々決勝(イーデン・パーク)の相手は、6日にメルボルン・レクタンギュラーで行われる米国(E組2位、FIFAランク1位)とスウェーデン(G組、同3位)の強豪対決(18時~)に勝利したチーム。1次リーグで優勝候補の一角ドイツが敗退したこともあり、どっちのチームが勝ち上がってきても“事実上の決勝”として注目が集まる。

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