女子W杯大盛況!スペイン―スイス戦“NZ新記録”観衆4万3217人　ネット「開催国以外なのに驚き」

女子W杯決勝トーナメント1回戦   スペイン5ー1スイス （ 2023年8月5日    ニュージーランド・オークランド ）

＜女子W杯決勝トーナメント1回戦　スペイン・スイス＞観衆は4万3217人と発表された（AP）
Photo By ＡＰ

　サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は5日から決勝トーナメントがスタート。FIFAランク6位のスペイン（C組2位）が同ランク20位のスイス（A組1位）に5―1と大勝。3回目の出場にして初の準々決勝進出を決めた。

　国際サッカー連盟（FIFA）公式サイトは、この試合の観客数が4万3217人だったと発表。同X（旧ツイッター）では「女子W杯で新記録誕生!4万3217人は男女を通じニュージーランドサッカーの試合では史上最多の観衆となった」と報告した。

　女子W杯初の共催となるニュージーランドでは今大会開幕前チケット販売に伸び悩み、2万枚を無料配布（22日ザンビア―日本戦を含めた計4試合）する事態に。それでも開催国ニュージーランド対ノルウェーの開幕戦には“同国サッカー史上最多の大観衆”となる4万2137人という入場者数を記録。95年大会で優勝も経験している格上相手に悲願の大会初勝利を挙げ、ニュージーランド国民にとって歓喜の一日に。大会前の不安を払しょくする大盛り上がりとなった。

　残念ながらニュージーランドは1勝1分け1敗の1次リーグ3位で惜しくも敗退となってしまったが、この決勝トーナメント1回戦スペイン―スイス戦では、その記録を更新する大観衆が集結。自国の敗退が決まっても“高いサッカー熱”を維持していることが証明された。

　FIFAの発表にネットからは「スゴい人数!歴史的快挙だ」「女子サッカー界にとって意味のある数字だ」「まさか女子サッカーでこれほどの人を集めることになるとは…」「10年以上この国のサッカーを見てきた自分としてはとても信じられない数字だ」「開催国以外でこんな数字を記録するのは驚き」「素晴らしいことだと思う」といった声が上がった。