浦和が“暴徒化”サポーターに独自の処分　統括した1人は16試合の入場禁止

＜天皇杯　名古屋・浦和＞緩衝地帯をつくる柵を越えて名古屋サポーターにむかって走っていく浦和サポーター
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　浦和は3日、天皇杯4回戦の名古屋戦（2日）でサポーターが立ち入り禁止エリアに侵入した違反行為について「いかなる背景があろうと違反行為が肯定される理由はない」とし、独自の処分を発表した。

　サポーターを統括する立場の1人は3日以降の浦和の出場する16試合の入場禁止。問題行動を主導した31人は同9試合の入場禁止で、同エリアに侵入した45人は厳重注意となった。

　同試合は0―3の完敗後に一部サポーターが“暴徒化”。設置された緩衝地帯を破壊し、制止しようとするスタッフも振り切り名古屋サポーターの陣取るゴール裏に詰め寄った。最終的には愛知県警が出動する事態となっていた。