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JFA審判委員会がVARデータを公開 VAR介入件数は増加もオンフィールドレビュー時間は短縮

[ 2023年8月3日 18:09 ]

 日本サッカー協会の審判委員会は3日、都内でレフェリーブリーフィングを行い、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のデータを公開した。

 VAR介入は昨季の4・37試合(オンリーレビュー24件、オンフィールドレビュー46件、計70件)に1回から今季(第21節まで)は3・1試合(オンリーレビュー24件、オンフィールドレビュー37件、計61件)に1回に増加したが、東城穣審判マネジャーは「3Dオフサイドラインの採用で精度が高まったため」と説明した。

 VARのチェック時間(第21節まで)もオンリーレビューとオンフィールドレビューに分けてデータを公開した。オンリーレビューは昨季の114・8秒から、今季は3Dオフサイドラインが採用されて確認作業が増えても119・6秒と大差はなかった。一方でオンフィールドレビューは昨季の117・6秒から今季は79・1秒と38・5秒短縮された。東城氏は「チェック時のスピード向上とVARと主審が今までより短くやりとりして決断できている」と分析した。

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