なでしこジャパン・植木　ノルウェー戦で前回大会の無念晴らす

調整する宮沢（左手前）ら。後方左から浜野、植木、清家、千葉＝クライストチャーチ（共同）
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　女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会で1次リーグC組を1位通過したなでしこジャパンは2日、決勝トーナメント1回戦のノルウェー戦（5日）に向けてベースキャンプ地のニュージーランド・クライストチャーチで練習し、守備ラインからの攻撃の組み立てなどを入念に確認した。

　1次リーグで2得点のFW植木は、前回大会は選出されながら負傷離脱。大舞台のピッチを踏めなかった。

　「この4年間、悔しさを晴らせるのはW杯しかないと思っていた」。強い気持ちで臨み、先月31日の1次リーグ第3戦スペイン戦で1得点1アシスト。次戦へ「（ノルウェーは）身長もあり、フィジカルも強いので簡単にはいかない」と気を引き締めた。

　準優勝した15年カナダ大会以来、2大会ぶりの8強入りが懸かる重要な一戦。ノルウェーとは過去9戦し6勝3敗と勝ち越している。

　この日の練習ではDF三宅が左脚を気にするしぐさを見せて途中で引き揚げた。