鎌田と交渉中のラツィオがザハリャンと合意報道　近日中にもどちらを獲得するか決断

Eフランクフルトの鎌田大地（ロイター）

　伊スカイスポーツは24日、セリエAの名門ラツィオが、ディナモ・モスクワ（ロシア）のロシア代表FWアルセン・ザハリャン（20）と合意に達したと報じた。ラツィオが今夏に獲得できるEU圏外選手は残り1人。ザハリャンと同じEU圏外選手の日本代表MF鎌田大地（26）とも交渉を続けている中で、同メディアはラツィオが近くどちらを獲得するか決断を下すと報じた。

　同メディアによれば、ラツィオはザハリャンに関し、ディナモ・モスクワと移籍金1000万ユーロ（約15億6000万円）＋出来高で合意。あとは獲得するか否かを決断する状況という。

　ただ一方で、ラツィオは鎌田の代理人サイドとも前向きな話し合いを続けているようで、同メディアはいずれにせよ近日中にも何らかの決断が下されるとしている。

　昨季限りで契約満了によりEフランクフルトを退団した鎌田はACミランと基本合意したと報じられていたが、いったん白紙となり、その後に同じセリエAのローマやナポリなども移籍先の候補に挙がっていた。現在はスペイン1部のRソシエダード、Aマドリードなども候補に挙がっている。