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【女子W杯】なでしこ宮沢ひなた2発デビュー「本当にうれしい。あおばを信じて走って良かった」

[ 2023年7月22日 18:37 ]

女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグC組   日本5-0ザンビア ( 2023年7月22日    ハミルトン )

<日本・ザンビア>前半、先制点を挙げ、喜ぶ宮沢ひなた(AP)
Photo By AP

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」は22日、ニュージーランドのハミルトンで行われた1次リーグC組初戦でザンビアと対戦し、5-0で白星スタートを飾った。前半43分にMF宮沢ひなた(23=マイナビ仙台)がなでしこジャパン今大会1号を決めるなど、2得点を挙げる活躍を見せた。

 重苦しい雰囲気を吹き飛ばしたのは、宮沢だった。前半43分、MF藤野あおばの右クロスに、ゴール前へ走り込み、右足ダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。

 「本当にうれしい。冷静に決められて良かった。(藤野)あおばを信じて走って良かった」

 2-0の後半17分には、右サイドでFW田中美がゴールラインを割りそうなボールに対し、滑り込んでゴール前へパス。そのボールに対してゴール前に走り込んでいた宮沢が合わせてこの日2点目を奪った。「ラインギリギリだったが、何が起こるか分からないので、あそこに入れて良かった」と笑顔で振り返った。

 5発快勝の日本は、ザンビアにシュート1本も打たせない完勝。26日にコスタリカ、31日にスペインと対戦する。「みんなで勝ち取った勝利。まだまだ決め切れないところもあったので、しっかり決め切ってチームを勝たせられるような選手になりたい」。初出場の23歳の視線は既に次戦に向けられていた。

 ◇宮沢 ひなた(みやざわ・ひなた)1999年(平11)11月28日生まれ、神奈川県出身の23歳。星槎国際高から2018年に日テレ・ベレーザ(現日テレ東京V)に加入。21年からマイナビ仙台でプレー。日本代表は各年代に選出され、16年U―17W杯の準優勝、18年U―20W杯の優勝に貢献。A代表は18年11月のノルウェー戦で初出場。1メートル60、48キロ。利き足は右。

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