×

女子W杯で日本と同組スペインが白星発進 シュート45本にネット衝撃「昔のなでしこジャパンみたい」

[ 2023年7月21日 19:28 ]

W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグC組   スペイン3―0コスタリカ ( 2023年7月21日    ニュージーランド・ウェリントン )

<女子W杯1次リーグC組 スペイン・コスタリカ>白星発進を飾り、喜び合うMFプテリャス(中央・11番)らスペイン代表イレブン(ロイター)

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」とW杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグで同組のスペイン代表が21日、コスタリカ代表との初戦に3―0で快勝。1試合で40本以上(コスタリカは1本のみ)のシュートを放つなど圧倒。31日の第3戦で激突する日本代表にとって“最大の脅威”となることを示した。

 3大会連続3回目の出場となるスペイン(FIFAランク6位)は、過去2年女子バロンドール(世界最優秀選手)、FIFA最優秀選手を受賞したチームの大黒柱であるMFアレクシア・プテリャス(バルセロナ)が故障明けということもありベンチスタート。それでも序盤から相手ゴールに迫るなど圧倒。前半21分のオウンゴールからわずか6分間で3得点。

 前半34分にはPK失敗もあったが、勢いに乗せると怖い圧倒的な攻撃力を見せつけ快勝。FIFA公式サイトによると、スペインはシュート45本、パス本数588、コーナーキック22回を記録。一方、2大会ぶり2回目の出場となるFIFAランク36位のコスタリカはシュート1本、パス本数142、コーナーキック1回のみと振るわず。W杯初勝利はお預けとなった。

 注目のMFプテリャスは後半32分から途中出場。得点にこそ絡まなかったが順調な回復ぶりをアピール。2点目を決めたMFボンマティら女子欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝のバルセロナ勢らの活躍もあり、順当に白星発進を飾った。

 この圧勝劇にネットは戦々恐々。「さすがスペインめっちゃ強いぞこれ」「パス回しはスペインが世界でトップじゃないかな」「スペイン女子代表めちゃくちゃ強いだろこれ。スピードといい、テクニックといい、最近のなでしこの試合じゃ、この迫力は見たことないかも」「ヤバイぞなでしこ、スペインは強敵だ」「なでしこ気をつけて!スペインはとんでもなく強いぞ」と反響。

 中には「女子のスペイン代表は、昔のなでしこジャパンみたいだったね。澤、宮間、川澄、阪口のいるなでしこジャパンは上手くて強かった」「スペインは昔のなでしこジャパンのように華麗なサッカーしてた」「スペインはトラジションの速さも一流。すぐに奪い返して二次三次攻撃に結び付けてしまうのでお手上げ状態だった。日本も守りに入ったら確実にやられるね」などいった声もあった。

<なでしこジャパン 女子W杯試合日程>
▼22日 W杯1次リーグ第1戦ザンビア代表(NZハミルトン)
▼26日 W杯1次リーグ第2戦コスタリカ代表(NZダニーデン)
▼31日 W杯1次リーグ第3戦スペイン代表(NZウェリントン)
▼8月5~20日 決勝トーナメント(豪州・NZ)

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年7月21日のニュース