日本と同組C組初戦でスペインがコスタリカに3―0快勝　シュート数は異次元の「45―1」　

＜女子W杯1次リーグC組　スペイン・コスタリカ＞白星発進を飾り、喜び合うMFプテリャス（中央・11番）らスペイン代表イレブン（ロイター）

　女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグで日本と同組のC組初戦が21日に行われ、優勝候補に挙がるスペインがコスタリカに3―0で快勝した。

　前半に7分間で3点を奪い、白星発進した。前後半を通じて終始コスタリカを圧倒し、シュート数は45―1と異次元の差。シュートを渾身（こんしん）のセーブで防ぎ続けた相手GKソレラは後半に2度も足をつる事態となった。

　得点はまず前半21分、味方のパスにペナルティーエリア内左で抜け出したエースのFWゴンサレスが、中央への折り返しでオウンゴールを誘発。2分後にMFボンマティが左足で追加点を決め、最後は同27分にセットプレーの流れからゴンサレスが味方のシュートがクロスバーにはじかれたこぼれ球を左足で押し込んで3―0とした。

　後半32分には左膝前十字じん帯断裂から回復した2年連続FIFA最優秀選手の司令塔プテリャスが登場し、復活を印象づけた。

　日本は22日に初戦でザンビアと対戦する。