セルティックOB・中村俊輔氏、5人の後輩たちへエール「子どもたちに夢を与え続けて」

＜セルティックジャパンツアートークショー＞トークショーを行う（前列左から）中村氏、古橋、前田（後列左から）岩田、小林、旗手（撮影・島崎忠彦）
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　「セルティック日本ツアー2023」で来日中のスコットランド1部の名門セルティックは、19日に横浜と日産スタジアムで、22日にG大阪とパナソニックスタタジアム吹田でそれぞれ親善マッチを行う。

　横浜戦前日の18日には、試合会場でトークイベントが行われ、セルティックはFW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、DF岩田智輝、DF小林友希の日本人5選手と、両チームのクラブOBで、現在は横浜FCのコーチを務める元日本代表MF中村俊輔氏が登壇した。

　トークイベントではファンからの質問コーナーも設けられ、マンチェスターU戦の伝説のFK2本など俊輔氏も活躍した欧州CLで、対戦を希望するチーム名を5選手が回答。岩田はマンチェスターC（イングランド）、小林は神戸時代の元チームメート、イニエスタの古巣バルセロナ（スペイン）の名前を出し、旗手は昨季の同大会で対戦し「歯が立たなかったけど、1年経ってどれくらい成長したか見たい」との理由でレアル・マドリード（スペイン）を挙げた。

　中村氏は05年7月に当時セリエAに所属したレッジーナからセルティック入り。チームとしても個人としても数々のタイトルを獲得し、クラブのレジェンドとなった。中村氏は最後に、新シーズンを控える5選手に向け「まずはケガがないシーズンにしてほしい。そしてやっぱり日本にもファンがいるので、いいプレーをして、子どもたちに夢を与え続けてほしい」とエールを送った。