鹿島・岩政監督　DF常本移籍に「準備できない難しさはあった」16日FC東京戦

鹿島・岩政監督
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　鹿島の岩政大樹監督（41）が15日、FC東京戦（16日、味スタ）を前にオンライン取材に応じ、スイス1部へ移籍したDF常本佳吾（24）について「（移籍が）進展しそうだというところから早かったので、準備ができずに3連戦を戦う難しさはあった」と話した。

　現在の右サイドバックは、常本とポジションを競い合っていたDF広瀬陸斗（27）が先発として出場。岩政監督は「（守備力に定評がある）常本とはタイプが違う。2人を状況によって使い分けてきた。常本とは違う広瀬の良さを出してほしい」と期待を寄せた。

　今夏は常本に加えFW染野唯月（21）がJ2東京V、DF金眠泰（29）も湘南へとそれぞれ期限付き移籍した。補強について問われると「僕のスタンスは競争と成長でタイトルを目指す。夏の補強もリクエストは出していない」ときっぱり。ただ、「クラブ主導で動いているが、若手の成長に期待を掛けることは貫きたい」と新戦力獲得の可能性についても言及した。