×

マジョルカが日本の化学メーカー・タイカとスポンサー契約を2年延長 日本人獲得にも意欲

[ 2023年7月14日 23:28 ]

スポンサー契約会見に臨んだ(左から)マジョルカのディアスCEO、タイチの鈴木社長、マジョルカのコールバーグ会長、大久保氏
Photo By スポニチ

 サッカーのスペイン1部マジョルカは14日、都内で東京都港区に本社を置く化学メーカー・タイカとのグローバル・メーン・スポンサー契約を更新した。アンディ・コールバーグ会長、アルフォンソ・ディアス最高経営責任者(CEO)がタイカの鈴木大登社長、かつてマジョルカに所属した元日本代表FW大久保嘉人とともに会見に出席した。

 1年契約を重ねた過去2季から関係を深めて今回は初めて2年の複数年で契約を更新。昨年12月にはタイカがスポンサーを務めるJ2清水と業務提携契約を締結して結びつきを強めてきた。コールバーグ会長は「日本は重要なマーケット。タイカ、清水との提携はとても大切なもので日本の選手にはマジョルカに来てほしい。また、マジョルカの選手が日本でプレーする可能性もある。パートナーシップ強化やファンの関心を高めることにもつながる」と人材交流を含めた関係強化に意欲を見せた。

 ディアスCEOも過去に大久保、家長昭博、久保建英がプレーしていたことに触れ「スペインで他のクラブより多く日本人が所属してきた」と指摘。「U―17、20などの日本代表も見ている。清水にも才能がある選手がいると思う。近いうちに日本人選手に来てほしい」と力を込めた。

 また、タイカの鈴木社長は「日本の中小企業でもラ・リーガの(クラブの)胸スポンサーになれるということは社員にとって誇り高い。(取引先から)一目置かれる。そういうことができる会社という意味で欧州では信用してもらえる」と“マジョルカ効果”を口にした。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年7月14日のニュース