なでしこ熊谷　W杯初戦の相手ザンビア警戒　ドイツ破ったスピード対策「良い準備を」

なでしこジャパン主将のDF熊谷紗希
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　20日開幕の女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会に臨む日本代表「なでしこジャパン」は10日、仙台市内で国内最終合宿をスタートさせた。14日にW杯前最後の親善試合となるパナマ戦（ユアスタ）を行ったあと、決戦の地にチャーター機で飛び立つ。

　7日には1次リーグ初戦（22日）に対戦するザンビアが、敵地で行われた親善試合でFIFAランク2位の強豪ドイツを3―2で破る番狂わせを起こした。11年大会の優勝を経験しているDF熊谷紗希（32＝ローマ）は映像を確認したといい、「ドイツの選手を相手にスピードでぶち抜けるのかと思った」と警戒。そのうえで「ちょっと恐怖を感じたとともに、自分たちが気を付けないといけない形だと思うので、そこを含めて良いシミュレーションというか準備をしていきたい」と気を引き締めた。