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なでしこW杯初戦の相手ザンビア監督に性交渉強要疑惑「監督が寝たいと言えばイエスと…」選手衝撃の告発

[ 2023年7月10日 15:34 ]

女子サッカーのザンビア代表(AP)=2020年7月撮影
Photo By AP

 サッカーの女子日本代表なでしこジャパンが20日開幕の女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグ第1戦(22日)で対戦するザンビアのブルース・ムワペ監督(63)に性的な不正行為疑惑が浮上した。英紙ガーディアンなどが9日までに「監督が誰かと寝たいと言えばイエスと答えなければならない。監督がチームの誰かと寝るのは当たり前になっている」という匿名選手の衝撃的な告発を紹介。18年5月に就任した指揮官がチーム内での強い立場をちらつかせ、選手に性交渉を強要していると報じた。

 ザンビア・サッカー連盟は告発を受け、昨年9月の段階で地元の警察や国際サッカー連盟(FIFA)に報告済みと説明。ムワペ監督に加え、少なくともU―17女子代表チームの監督も調査の対象になっているというが、FIFAは「倫理委員会が調査を行っているかどうかコメントしない」としているという。

 選手はムワペ監督以外の人物から「何があったか話せば懲罰を受ける」と脅されているといい「女子チームがいい結果を残しているからザンビア連盟は目をつぶっている。世間や関係当局に成功やいいイメージを示そうとしているが、裏の状況はとても醜悪」と指摘する声もあるという。

 FIFAランク77位のザンビアは21年東京五輪に初出場。女子W杯も今大会が初めてとなるが、7日には親善試合で主将のFWバーバラ・バンダが2得点を含めて全得点に絡む活躍で世界2位のドイツを3―2で破って開幕に弾みをつけた。W杯1次リーグC組では22日の第1戦で日本と対戦する。

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