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FC東京は浦和とドロー クラモフスキー監督「非常に献身的に戦ってくれた」

[ 2023年7月8日 22:32 ]

明治安田生命J1リーグ   FC東京0―0浦和 ( 2023年7月8日    埼玉 )

<浦和・FC東京>前半、戦況を見つめるFC東京・クラモフスキー監督(撮影・西海健太郎)
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 FC東京は8日、アウェーで浦和と0―0で引き分け、今季初の3連勝を逃した。

 前半20分に松木がこの試合最大の見せ場をつくった。相手陣地でボールをカットすると、素早く左サイドのFW俵積田にパス。その俵積田からのマイナスの左足クロスのリターンを、ペナルティーエリア内に走り込んで左足ダイレクトで狙った。シュートはGK西川が弾かれ、さらに左ポストに当たってゴールラインを割った。

 後半12分にはFW渡辺が右サイドを切り裂き、ドリブルでエリア内に侵入。最後は左足で狙ったが、またしても西川の好セーブで防がれた。

 主将の森重を始め主力6人を欠く中、後半には相手の反撃に遭ったが、最後は5バックでしのぎ、最低限の勝ち点1を奪った。就任3連勝を狙ったクラモフスキー監督は試合後、「選手たちは非常に献身的に、自分たちの戦い方を強く出そうと戦ってくれて、その中で守備をゼロに抑えてくれた」と評価。今後へ「ボールを持った時も、積み重ねとしてやりたいことを少しずつ出せるようになっていたと思います。そういったことを継続して出せるようになれれば、勝ち点3を奪える試合にもなっていくと思います」と前向きに話した。

 12日には天皇杯3回戦でJ2東京Vと対戦。12年ぶりとなる“東京ダービー”へ指揮官は「クラブにとって、サポーターにとっても、そして選手にとっても大きな意味のある試合だと思っていますし、自分たちが勝利収めることができれば、カップに一歩近づくとはできるので、しっかりとここからではリカバー、回復をして、次の試合に向けて準備をしていきたいと思います」と前を見据えた。
 

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