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新潟・渡辺 CBで3戦連続完封だ 今日ホームで神戸戦

[ 2023年7月7日 07:42 ]

練習中に笑顔を見せる新潟・渡辺
Photo By スポニチ

 J1新潟はきょう7日、ホームで神戸と対戦する。6日は聖籠町のアルビレッジで最終調整を行った。本職が左SB(サイドバック)のDF渡辺泰基(24)は、CB(センターバック)として5試合連続の先発出場が濃厚。落ち着いた試合運びで神戸の強力FW陣を封じ、3試合連続完封で今季初の連勝に導く。

 試合を重ねるたびに手応えが大きな自信となって、より力強さを増している。ここ2試合は無失点。「ディフェンス陣だけでなく前線が守備で走ってくれているのでディフェンスラインを上げやすいし、狙い所を見つけやすい。トミー(デン)を中心にラインの上げ下げもしゃべれている」とCBとしての動きも身についてきた。松橋監督も「成長しかしていない。チャレンジしてくれているのも成長だし、予測力も試合を重ねるごとに良くなっている。もう伸びしろしかない」と期待を寄せている。

 現在3位の神戸には得点ランキング2位で12ゴールを挙げている元日本代表FW大迫や、8得点で6位のFW武藤らタレント揃い。「得点力がある選手が多くよりDFラインをコンパクトに保っていかないと」と警戒を強める。大迫については「シュート力もあるがポストプレーで受けるタイミングが上手。全てにおいてレベルが高いので自由にさせないようにしたい」と大迫封じに意欲を見せる。

 右SBには新潟U―15の先輩でもある三条市出身のDF酒井がいる。渡辺がルーキーイヤーの18年には、当時ハンブルガーSVの酒井とアルビレッジで一緒に練習しているが「あまり話せなかった」と雲の上の存在だったという。「マッチアップとかはあまりないと思うが、右から精度の高いクロスが上がってくるので注意したい」と先輩を前にCBとして堂々とした姿を見せるつもりだ。「強い相手だが90分間集中して2試合連続無失点で勝利したい」と今季初の連勝を無失点でつかみ取る。

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2023年7月7日のニュース