イニエスタ　感動的な最後のロッカールーム「全員が自分は大事な選手だと思って欲しい」神戸公式が公開

＜神戸・札幌＞スタメンで試合に出場した神戸・イニエスタ　（撮影・後藤　大輝）
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　ヴィッセル神戸が公式YouTubeチャンネルに退団するアンドレス・イニエスタが最後のロッカールームで語った言葉を動画公開した。

　ラストマッチとなった1日のJ1コンサドーレ札幌戦後、ロッカールームで最後の言葉を求められ、「試合前に言ったように、みんなのキャプテンであれたことは本当に光栄なことだった」と静かに話し始めた。

　「一番大事なことはピッチの内外で常に100パーセントを出すことを心掛けてきたし、チームのために何か貢献できることがあれば、すべてを捧げるようにしてきた。特に難しい時ほど、一番近くの力が必要になるので、その時ほど自分に何かできることはないかと考えてきた。もし、自分が何かのミスでみんなの期待に応えられないところがあったなら、それは自分が求めてやったことではないというのは理解してほしい。素晴らしいシーズンを送っていると思うから、この調子を崩さずに続けてほしい。チームを第一にしてやってほしい。自分の事じゃなく、チーム第一で行動してほしいし、そうすることが目標達成に必ず繋がると思う」

　イニエスタは「あらためてみんなにありがとうと伝えたい。この調子を崩さずに続けてほしい。全員、自分が大事な選手だと思ってほしい。いつもどこかで監督が必ずみんなの力が必要になるときがくるから」と締めくくり、選手1人1人と抱擁し、記念撮影。自身のロッカーにサインを残した。