FC東京MF松木「もうやりたくないですね（笑）」　森重アクシデントで終了間際急きょCBに…2連勝貢献

明治安田生命J1リーグ第19節   FC東京1―0柏 （ 2023年7月1日    味スタ ）

＜FC東京・柏＞後半、シュートを放つFC東京・松木（7、中央）
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　FC東京は1日、ホームで柏を1―0で下し、今季2度目の連勝を飾った。前半35分に19歳のFW俵積田の左足クロスに、エースFWディエゴ・オリベイラが頭で決めて先制。これが決勝点となり、クラモフスキー監督は就任以来、2連勝となった。

　DF森重が右足首を痛め、ピッチ脇で治療を施していた後半40分過ぎには、MF松木がセンターバック（CB）に入って冷静に対処。一人少ない時間帯をチーム一丸で守り切った。松木は試合後、慣れないCBでのプレーについて「指示もありましたけど、“自分がやります？”と聞いたら、“やって！”と言われた」とベンチからの指示を明かし、2試合連続のクリーンシートに「ゼロに抑えられたけど、もうやりたくないですね（笑い）。右CBだったので、（左利きにとっては）やりづらさはあったけど、エンリケ（トレヴィザン）が声をかけてくれて無失点で抑えられて良かったです」と、ホッとした表情で振り返った。

　また、ディエゴ・オリベイラはこれで直近6試合で7ゴールと大暴れ。クラモフスキー体制の全3ゴールを一人で挙げているブラジル人は「いつも言っているけど、ゴールを決めてもチームが勝たないと意味がない。誰が決めても構わない。チームの勝利がうれしいです」と満足げだった。