さらばイニエスタ　神戸ラストゲームは「何としても勝たないと」勝ち点3を置き土産に

日本ラストマッチの札幌戦でメンバー入りすることが決定した神戸MFイニエスタ（C）VISSEL　KOBE
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　いよいよ別れの日が訪れる。18年夏から5年間在籍した神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ（39）が、きょう1日の札幌戦（ノエスタ）を最後にチームを離れる。5月7日の横浜FC戦以来のリーグ戦出場は決定的。サポーターはじめ関わりを持った人たちへ精いっぱいのプレーを届ける決意だ。「状態的には悪くない。最大限のパフォーマンス、ベストを尽くすことは約束するよ」と語った。

　最後までチームの主将、世界一流選手としての姿勢を貫いた。札幌戦へ向けた今週の練習でも、いつも通りの自然体。今季リーグ戦は全て途中出場でわずか3試合38分間だが、目の前の一戦へ黙々と準備を進めた。

　「特別な試合になるのは間違いないが、勝ち点3が懸かる試合。何としても勝たないといけない。（サポーターは）自分のプレーを楽しんでほしい。ワクワクしてもらえれば」

　途中出場が濃厚。与えられた時間で、5年分の感謝を伝える。そして勝ち点3を置き土産に、日本での生活にピリオドを打つ。　（飯間　健）