新潟FW鈴木　2トップでゴール奪う　FW谷口とのコンビ、ルヴァン杯鹿島戦で手応え

16試合ぶりのゴールを誓う新潟FW鈴木
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　J1新潟はきょう24日、アウェーで柏と対戦する。リーグ戦で4試合ぶりの先発出場が濃厚なFW鈴木孝司（33）は18日のルヴァン杯鹿島戦のFW谷口海斗（27）との2トップに手応えをつかんだ。この1週間で連係も増しており、より厚みのある攻撃でチームを勝利に導く。

　確かな手応えを今度は結果につなげる。18日のルヴァン杯鹿島戦で鈴木はFW谷口と2トップを形成。ゴールこそ決められなかったが「距離感がいい時にはチャンスになっていたし、相手のCB（センターバック）2枚に対して僕たちも2枚なので、はがせたらゴールになるなというシーンもあった」と手応えをつかんでいる。

　この2トップをさらに熟成させるために、柏戦に向けての練習では特に距離感を大事にしてきた。「最近はボールを回すことが目的となってしまっているので、ゴールを目的としたプレーの選択が大事になってくる。みんなが共通理解しないと」とゴールを奪うための意識を高めている。

　リーグ戦は4戦勝ち星がなく（1分け3敗）、先制点を許す展開が続いている。「早い時間に失点しているが、自分たちのサッカーを見失ってはいけない。試合の入りを大事にしつつ、自分たちがゴールに襲いかかるっていうところを相手に見せていかないと」。気迫を前面に押し出し、自身は2月26日の広島戦以来、16試合ぶりのゴールでチームを浮上させる。