FC東京・クラモフスキー新監督　就任初戦・ホーム名古屋戦へ「サポーターのために勝利をつかみたい」

FC東京のピーター・クラモフスキー新監督
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　FC東京のピーター・クラモフスキー新監督（44）が22日の練習後に取材対応し、就任初戦となる24日のホーム名古屋戦に向け「サポーターのために勝利をつかみたいと思っています。彼らが（チームを）誇りに思ったり、ワクワクしたり、笑顔で家に帰れるようなゲームを見せたい」と強い意気込みを語った。

　成績不振により解任されたアルベル前監督の後任として招へいされ、20日の練習からチームに合流。「みなさんにも楽しんでほしい」という指揮官の意向もあり、この日の練習は報道陣にも全公開された。

　指揮官は練習の中で「球際」、「攻守の切り替え」といったベースの部分を何度も強調。名古屋対策の要素を入れた紅白戦では、戦術的に整備されたプレーが展開された。トレーニングの最後には、ここ数試合で失点していたクロスの対応なども確認。「守備が安定して、相手を無失点に抑えられるようにしたい」と、リーグ3戦連続で3失点中の守備の立て直しにも着手したことを明かした。

　チームは前半戦、5勝4分け8敗で12位と振るわなかった。名古屋戦は後半戦の初戦。チーム再建を託されたオーストラリア人指揮官は、巻き返しへ「1試合にすべてを尽くします。誇りと情熱をもって戦います。信念をもって戦い、何も恐れません。毎日、最大限を尽くしていくことが大事」と誓った。