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久保、大然弾を“演出”して上機嫌 中村航が友達1号?知らないけど

[ 2023年6月21日 05:15 ]

サッカー国際親善試合   日本4-1ペルー ( 2023年6月20日    パナスタ )

<日本・ペルー>後半、ドリブル突破する久保(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 久保は後半26分から出場。2戦連発こそ逃したが、プレスからFW前田の4点目を演出した。クロスも2本上げて、攻撃の手を緩めない姿勢を見せ続けた。「2連勝で終わったので、結果的に良かった」。試合後のミックスゾーンにはGK中村航を伴い、携帯スピーカーからスペインの音楽を流して陽気に登場。中村航と「合うんですよ、趣味が。友達1号ですね!知らないけど(笑い)」と終始上機嫌だった。

 《瀬古はアンカーで奮闘》
 瀬古は本職センターバックではなく、アンカーのポジションで起用された。後半36分からプレー。失点シーンは3列目から飛び出してきた相手に付ききれない不慣れさを露呈したが、持ち味のパスセンスは発揮した。森保監督は「全ての選手たちにポリバレント性を持つことは今までも要求してきたし、これからも要求していく」と明言。代表で生き残っていくために、与えられた仕事をこなしていく。

 《古橋不発「楽しいだけじゃ駄目」》
 古橋は2戦連発を逃した。3トップの中央に入り、前半13分には右後方からの伊東のクロスに頭を合わせたが、ゴール左に外れた。「サイドに流し過ぎた。もう少し面に当てて良かったかな」。不発で後半16分にピッチから退いた。伊東、三笘との競演に「やっていて楽しかったが、楽しいだけではFWとしては駄目。たくさんチャンスがあって、この1年磨いてきた中で決められなかった。まだ成長できる」と反省した。

 《中村航、19年以来のピッチで躍動》
 中村航が19年12月の韓国戦以来、約3年半ぶりの国際Aマッチで勝利に貢献した。終盤に1失点こそしたものの、「いろいろな仕事が求められる。役割を果たしていけたら」と話していた通り、後半27分、味方に当たって軌道の変わった難しいボールを難なく処理。33分にもペナルティーエリア外からのシュートをしっかりとキャッチした。今季はポルトガル1部ポルティモネンセで出場30試合と飛躍。18年ロシア大会でメンバー入りした28歳は、スケールアップした姿を見せた。

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