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FC東京新監督に豪州出身の前J2山形監督クラモフスキー氏就任発表「毎試合“東京が熱狂”」意気込み

[ 2023年6月16日 18:01 ]

クラモフスキー氏
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 FC東京は16日、12日に解任を発表したアルベル前監督(55)の後任に、オーストラリア出身の前J2山形監督のピーター・クラモフスキー氏(44)が就任すると発表した。20日の練習からチームに合流する予定で、初采配は24日のホーム名古屋戦となる見通し。グループリーグ突破が懸かる18日のルヴァン杯アウェー京都戦は、安間貴義コーチ(54)が暫定で指揮を執る。

 FC東京は昨年、堅守速攻からポゼッション主体の攻撃サッカーへのスタイル変更を掲げ、当時J2新潟を率いていたアルベル監督を招へい。1年目は尻上がりに調子を上げ、最終的に6位でフィニッシュした。

 だが、さらなる躍進が期待された今季は序盤から不安定な戦いの連続。ピッチ内外で一体感に欠け、5勝4分け8敗の12位で前半戦を終え、そのタイミングでフロントは指揮官の交代に踏み切った。

 クラモフスキー氏は18年から横浜でポステコグルー監督の右腕としてヘッドコーチを務め、翌19年にはリーグ制覇に貢献。20年にはJ1清水の監督に就任し、21年から今季途中までJ2山形を指揮官を務めていた。

 基本布陣は4―2―3―1で、強度の高い攻撃的なサッカーが特徴。FC東京ではチーム再建と攻撃スタイルの構築に期待がかかる。
 クラモフスキー新監督はFC東京を通じ「ファン・サポーターのみなさまとの約束は、誰もが恐れるようなチームとなるため、全ての局面におけるプレー精度を磨き上げ、毎試合”東京が熱狂”に包まれるように戦うことです。これからも選手たちに熱い声援を送ってください、そして我々は常に情熱を持って戦い続けます。ともに夢を叶え、そしてクラブを成功へと導きましょう。”我々に恐れるものは何もない”」などと意気込みを語った。

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