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25歳の誕生日迎えた堂安律 10番を「守るのではなく攻める」

[ 2023年6月16日 17:25 ]

<日本代表練習>ランニングする堂安(左)と菅原(撮影・小海途 良幹)
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 15日の国際親善試合・エルサルバドル戦に6―0で勝利したサッカー日本代表は16日、豊田市内で軽めの調整。20日の同ペルー戦に備えた。この日25歳の誕生日を迎え、エルサルバドル戦で4点目のゴールを挙げたMF堂安律が、改めてエースナンバーの10番を背負う覚悟を明かした。

 「W杯優勝も、10番(をつけたいというの)も、自分は最初から口に出している。最近になって言ったわけではない。やっと自分が口にしたことを、皆さんに期待してもらえるような立場になった。自分もやりがいを感じていますし、それと同時に責任感も増えるというのは覚悟の上でプレーしているので、楽しみながら、幸せを感じながらやりたい」

 前日のゴールで国際Aマッチ6点目。「あそこ(インサイドハーフ)で自分が使われている理由というのは、ゴール(を狙えという意味)だと思っている」と、得点への意識は高い。過去に10番を背負った選手では、香川真司(現C大阪)が31得点、ミスター・マリノスこと木村和司が26得点、中村俊輔が24得点など、そうそうたるメンバーが高い数字を残している。堂安もこの数字については把握しており「自分もそういう選手にならなくちゃいけないというのは思っていますし、そういうありがたいプレッシャーと日々戦いながらの代表活動になると思うんですけど、こんなに幸せなキャリアはないので、自分に勝てれば必ず結果は出ると思っていますし、そこにフォーカスするだけ」と“敵は我にあり”の気持ちで向かっていくつもりだ。

 MF久保建英も10番をつけたいと公言するが、譲るつもりはない。「建英だけじゃなくて、日本代表の10番は全員が目標にするもの。タケだけじゃなくて全選手がそれを求めて来ている。その中で今つけさせてもらっていますけど、守りにいくんじゃなくて、自分が強気な姿勢で攻めるような10番でありたい」と“10番像”を掲げた。

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