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神戸はJ3長野に3発順当勝ち 吉田孝行監督「プラス材料あった」

[ 2023年6月14日 22:41 ]

天皇杯2回戦   神戸3―1長野 ( 2023年6月14日    ノエビアスタジアム )

<神戸・長野>後半、パスを出す神戸・大迫(撮影・後藤 正志)
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 同じ関西圏のJ1クラブがカテゴリー下のチームに敗れる中、神戸はしっかりと勝ち切った。1点リードの後半途中からは「もう少しパワーアップしたかった」(吉田孝行監督)とFW大迫勇也とFW武藤嘉紀をダブル投入する入念ぶり。3発順当勝ちを収めた。

 C大阪戦からスタメン6人変更。その中で指揮官が「チームとしてのプラス材料があった」と手応えを得たのがFWリンコンとMFセルジ・サンペールだった。2得点を奪ったリンコンはスピードを生かした推進力を発揮。右ひざ前十字靭帯損傷の大ケガから復帰したサンペールは今季公式戦初のフル出場で、攻撃のリズムを作った。

 今夏限りでの退団が決定している元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタはベンチ入りせず。吉田監督は「天皇杯初戦は毎回難しい。きょうも難しいゲームになったけど、選手がしっかり勝ってくれた」と胸をなで下ろした。19年度大会以来の優勝へ向けて、まずは幸先良い一歩を踏み出した。

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