清水梨紗　W杯へ決意「ぶちさん（岩渕真奈）の気持ちも背負いたい」南萌華とナイキ社イベントに登壇

ナイキ社のイベントに登壇した（左から）勝村政信、清水梨紗、南萌華、長友佑都
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　来月20日に開幕する女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」メンバーに選出されたDF清水梨紗（26＝ウェストハム）とDF南萌華（24＝ローマ）が13日、都内で行われたナイキ社のイベントに登壇した。

　2大会連続で選出された2人は、11年ドイツ大会以来の優勝を目標に掲げた。清水は「（昨年の）男子のW杯を見て勇気をもらい、自分も立って勝利をつかみたいという気持ちになった。女子サッカーの未来を背負って、一人でも多くサッカーを始めてくれる子供が増えたらいいなと思うので、結果にはこだわっていきたい」と抱負。南もドイツ、スペインを破った男子の奮闘から「サッカーの良さ」を改めて感じたといい、「W杯という大きな大会なので、女子サッカーをたくさん見ていただけるいい機会。女子サッカーをもう一度応援してもらえるようにチームとして頑張っていけたら」と気合を入れた。

　また、落選した選手の思いを胸に戦うことも決意。昨夏からウェストハムでプレーする清水は、メンバー外となった岩渕真奈について「サッカーだけでなく、イングランドでもすごくお世話になった」と私生活でも交流が深いことを明かし、「今まで（なでしこジャパンを）作り上げてくれた選手だったので、ぶちさんの気持ちも背負いたい。あまり“選手の思いを背負って”と言いたくないけど、そのくらいなでしこジャパンを引っ張ってくれた選手なので、本当に頑張っていきたい」と力を込めた。