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なでしこW杯メンバーにV監督・佐々木則夫氏も期待大! 一方でJFA田嶋会長は地上波放送未定に懸念

[ 2023年6月13日 13:54 ]

<サッカー女子日本代表 W杯メンバー発表会見>フォトセッションに納まる(左から)JFAの佐々木女子委員長、池田監督、田嶋会長(撮影・西海健太郎)
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 来月20日に開幕する女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」メンバー23人が決まり、池田太監督(52)らが13日、千葉市内で会見した。熊谷紗希(ASローマ)、長谷川唯(マンチェスター・シティ)らが選ばれた。

 同席した11年W杯優勝監督で、現在は女子委員長を務める佐々木則夫氏(65)は「2004年に、一般公募で“なでしこジャパン”の命名をいただいてから、ちょうど20年になる。“ひたむき、芯が強い、礼儀正しい、明るい”というビジョンがあるが、20年経って社会も多様化した。これからもこのビジョンを継続しながらチームをつくっていくのは間違いないが、若手も入りながら、新たなビジョンを形成していかなければならない」と“新生なでしこ”の力に期待した。

 JFA田嶋幸三会長(65)は「WEリーグが誕生して初めてのW杯。アメリカやヨーロッパに追いつこうと努力してきた。新たななでしこジャパンがどう戦うか、非常に楽しみ」と、プロリーグ発足によるレベルアップ効果を楽しみにした一方で、日本国内で地上波でのテレビ放映が決まっていないことに「今まで興味を持っていなかったが、なでしこを応援したいという人など、多くの国民に応援してもらうためにも、地上波でやる(放送する)ことの大切さはある」と強い懸念を示した。

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