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J2首位の町田が止まらない!!強力二枚看板デューク&エリキが豪華2発競演

[ 2023年6月11日 21:16 ]

明治安田生命J2リーグ第20節   町田4―1長崎 ( 2023年6月11日    町田GIONスタジアム )

<町田・長崎>後半、2点目を決めた町田FWデューク(右)はアシストのエリキと抱き合って喜ぶ
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 首位を快走する町田が今季加入の二枚看板、FWミッチェル・デューク(32)とFWエリキ(28)の2発競演で今季最多の4得点を挙げ、長崎に快勝した。2連勝で今季14勝3分け3敗、勝ち点を45に伸ばし、2位の大分との8差を守った。

 デュークは前半30分に右クロスをグラウンダーで合わせた先制弾をはじめ、ともにエリキのパスを右足で沈めた。J2最強と目される2トップは試合を重ねるごとに連携を深めており「僕が空中戦で競ればエリキが走って拾い、彼がボールを持てばいいパスをくれる。補完し合えるいい関係」と胸を張った。

 W杯カタール大会後もオーストラリア代表に継続して招集され、同大会で敗れた世界王者アルゼンチン代表と15日に中国で再び親善試合を戦う。「これでアルゼンチン戦でも決められるよ」と上機嫌で「ストライカーは勢いが大切。18日の栃木戦もぜひ出場したい」。休みなしでの次節出場にも意欲を見せた。

 エリキは今季チーム最多の得点を9に伸ばすとともに、前節千葉戦に続き2戦連続2アシストも記録。デュークについて「センターフォワードとして高いポテンシャルを持つ選手。彼を含めて、素晴らしい仲間に恵まれて幸せ」と感謝を口にした。

 高校サッカーの指導者から転身した黒田剛監督は「90分間運動量が落ちることなく、相手の長所をつぶす形で攻撃に結びつけられた。ほぼパーフェクトな試合だった」と、守備陣を含めたイレブンを称えた。7試合を1クールとして勝ち点目標15を設定しており、前半戦3クールの目標45点に1試合早く到達。「高い目標だが、選手が頑張っている成果。次は貯金3を上積みして折り返すことが重要になる」とどこまでもどん欲だった。

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